日本生産性本部の新入社員調査によると、
自分が入社した企業に定年まで勤めたいと考える新入社員が
全体の34%にのぼることが分かりました。
前年に比べて9%上昇し、比較可能なあ1971年以降で最も高くなりました。
今春卒業の大学生の就職率が最低となる等、
厳しい就職戦線を潜り抜けた新入社員だけに安定志向が強いようです。
次に、「どれくらい働きたいか?」という質問に対しては、
「人並み以上」が47%(前年比4ポイントUP)
今まで最も多かった「人並みで十分」が47%(前年比2ポイントDOWN)
また、「仕事と生活でどちらを中心にするか?」という質問に対しては下記のとおりとなり、
仕事中心とする人が生活中心とする人を2年連続で上回りました。
「両立」:約80%
「仕事中心」:10%
「生活中心」:8%
(以上、7月8日日経新聞朝刊より。若干読みやすいように改変)
今、アンケートに答えた若手社員は、今、社会人としての一歩を踏み出したばかり。
これから様々な壁にぶち当たり、乗り越えていくことになります。
そんな彼らが消極的な意味で「とりあえず、今の会社に定年までいる」というのは
あまり感心できません。
一方、今の会社が好きだし、自分をこの場で活かしていくのが一番いいと思っている、
というならば大いに結構で、定年まで勤め上げるのもいいと思います。
ただ、積極的な意味で「定年まで勤め上げたい」と思っている人であっても、
人生、いつどこで何が起きるか分かりません。
将来的には自社だけで通用する仕事力ではなく、
どこの会社でも通用するような実力をつけておき、
いざというときに困らないようにしておくとさらによいと思いますし、
それくらいの実力であれば、なおさら定年まで勤めようと思っている社内で、
大活躍間違いなしです。
ちなみに、私。1992年に野村證券に新卒で入社しました。
当時は大手企業志向で、定年まで勤めるぞ、と思っていましたが、
なんと1年2ヶ月で退職。
その後、野村證券も含め4社でサラリーマンを経験することに。
33歳の時に社会保険労務士事務所を立ち上げ、独立しましたが、
まさかこんな人生を歩むことになろうとは、
野村証券に入社した当時は全く想像もしておりませんでした。
(2011.07.08)




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